eve

あなたの人差し指がなぞった軌跡が星座になっていく
まばゆい光がうつくしすぎて
眩暈がするほどに
わたしはとろけてゆく

星を生む指がわたしを掴んで
たとえ 放したとしても離れない

その瞳は星空
何億光年もの旅へ連れて行って
吸い込まれたら 戻れなくて構わないよ

もうねむいの
そう呟けば
おやすみなさい
と やさしく撫でる

わたしもあなたの星座の一部ならば、
(それがきっと 永遠だと知る)