沸点(銀河へ)

耳の奥でふつふつと沸く熱
湧き出て世界を解凍する
ぼくの指先が羅列して
凍えた先の春をよぶ(それを まっているの)

花咲く銀河に辿りつくのはいつ
その日まで 消化し続けなくてはいけない
(春の先の春は ほんとうに来るの)

証明するためだけにうまれてきた
と 悔やんでいるの

まだ湧き出るものがあるから
(到底 未来は続くのでしょう)