光源/発光

世界が輝いて見えた頃
きらきらひかる理想を描いた
それが使命であるかのように
そのすべてを捨ててしまった今はもう
定型でしか夢見ることが許されないの

現実の中で やっと見つけたものだって
ひとつひとつ 壊されて こぼれてく


過ぎゆく時間が言うに
いつでもゼロでしかない
一歩進んだとしても そこは新しい白
空想と理想は何もかもが違う
今あるものが全てではない
悲観する者に希望など見えるわけがない
輝く明日を夢見るのではなく
その手で つくり出すのだ と


世界を輝かせていたのは ぼくだったんだ