感覚

雨のにおいがぼくを誘う
あたらしいページをめくる
指先をさす しろさ
不協和音が降っている
ぼくのこころは
一定のリズムを刻んでる
なにもしらない
すべてしってる
このにおいが消えたら
めくるページ もうないよ
目が眩むような光
ぼくの瞳は
あたらしい色を生む